この仕事を始めてから今年で20年を迎えます。 仕事を始めるキッカケとなったのは小学生の頃に夢で見た出来事です。
河原で楽しく水遊びをしている夢でした 。
一人で水遊びをしていたのですが… 他に誰かいないのかと辺りを見回すと、橋の上に若い女性が見えました。
その日の夢はそこで終わりました。
翌日…また同じ夢を見たのです。
夢の中の私は 考えました 「あのお姉さんは何をしているんだろう? 私に何かいいたいのかな? 危ないよ!とか?」 雨が降っているわけでもなく… 雷が鳴っているわけでもなく… 不思議に思ったまま その日の夢は終わりました。
気になったものの 夢の中の出来事ですから 特に誰かに話すこともなく 2~3日が過ぎました。
そしてまた夢を見たのです。
いつものように楽しく水遊びをしていると いつものように… お姉さんも立っていました。 「今日こそは話しかけてみよう!」 そう決心しました。
河原から声をかけても聞こえるように 橋の近くまで歩いて来ました。
意を決して お姉さんに話しかけようとした その瞬間…
お姉さんは川に…
夢はそこで終わりました。
知り合いの女性の訃報を聞いたのは その2週間後のことでした。
夢の話を誰かにしていれば… こんなことにならなかったのかもしれない こどもながらに 後悔しました。
とても悲しい出来事でした。
小学生の私には何もできませんでしたが、 女性の守護霊さんは必死だったのでしょう。
いつか… 人を癒せる… 人の役に立てる… 人を助けられる… そんな大人になりたい… そう決心させる出来事となりました。